PL第3節 アーセナル戦 フィードバック
A unique way to enjoy @MoSalah's stunning second against @Arsenal 📹💫 pic.twitter.com/UTw9ATObWR
— Liverpool FC (@LFC) August 28, 2019
■ビッグ6、アーセナル戦!
■少し残念だったアーセナルの戦い方
■高精度クロス×フリーラン×縦の3トップ!
PL第3節、アーセナル戦。
相手は今季でセバージョスやティアニー、ペベ、ルイスなど攻撃面での積極的な補強を行ってきました。
今季の補強での投資ランキングはマンチェスター勢に次いでの3位だそうです。
一方で我らがレッズは補強投資額は190万ユーロとぶっちぎりで使っていないクラブになります笑
・・・まぁでも補強すれば絶対に強くなる訳でもありません。
今回のアーセナルは新戦力を3人投入。
一方で直近でレッズと戦ったチェルシーはプリシッチだけでしたね。
※チェルシーの場合は補強禁止の罰則がありたしたが
この2試合、どちらもレッズが勝っていますが、どちらが苦戦したかと言えば圧倒的にチェルシーです。
そしてチェルシーに苦戦した理由は組織的な攻守によるもの。
・・・今回のアーセナルの戦い方を否定するつもりはありませんが、ガッチリ守備をする一方で攻撃においてはシンプルなカウンターのみ。
攻撃に厚みが無かったので、脅威もそのぶん単発に終わった印象です。
・・・それでもミスでヒヤリとするシーンもありましたが笑
全体を通して言えばアーセナルにそこまで恐さを感じませんでしたし、ビッグ6と戦っている気がしませんでした。
エメリはちょっとレッズに対してリスペクトしすぎでしたかね。
そんなアーセナル戦。
まずはデータから振り返りましょう!
★データ
≪リバプール ー アーセナル≫
●得点:3-1 リバプール勝利!
●シュート数:25ー9
●枠内シュート数:5-3
●ボール支配率:52%-48%
●パス数:553-516
●パス成功率:85%ー86%
●ファウル数:8ー5
●イエローカード:1-1
●レッドカード:0-0
●オフサイド:1-4
●コーナーキック:6-4
データ上ではあまり差異がありませんが、アーセナルのパス本数やパス成功率は自陣でのビルドアップで稼いだ数字です。
パスに比べて明らかにシュート本数が少ないですもんね。
★評価
「改善の傾向が見えた!」
今回、アドリアンのプレーで1番印象的なのは、きっと無茶な飛び出しでクリアしたボールが相手に渡り、あわや失点しそうだったシーンでしょう。
ただ、ノリッジ戦の彼はむしろ前に出なさすぎで、私はそれに危機感を覚えていました。
とすると、今回のプレーは危ないシーンだったけども前向きなミスだったと私は思っています。
⚫️アーノルド MVP
「サイドの支配者」
この試合の全得点に関与という凄まじい存在感です。
もちろん、アーセナルがサイドを捨てて中央に2列のラインを敷いた為に余裕を持ってプレーできたとうのもありますが、正確なクロスにサイドチェンジ、コーナーキック。
そしてキックだけでなく、ハーフラインを攻め上がるなど多彩な攻撃を見せてくれました!
この試合においてはロバートソンより目だってましたね!
⚫️マティプ
「救世主!」
あれだけアーセナルについてボロクソ書きましたが、とは言え個人の打開でそれなりにピンチはありました。
※ただ、それくらいなら中堅クラブと一緒なのですが。
今回もペペのスピードに若干の苦戦はしましたが、その全てを攻略。
そしてコーナーキックからの先制点。
文句ナシの活躍でしたね!
⚫️ダイク
「抜群の読みとスピード」
常に安定したパフォーマンスを披露しているダイク。
今回もその読みとスピードが冴えてましたね!
驚異的なスピードを誇るオーバメヤンとペペの2トップを完全に封殺していました。
⚫️ロバートソン
「マネとの連携で左サイドを制圧」
彼とマネの連携で左サイドを完全に制圧。
ナイルズはタジタジでしたね。
アーノルドレベルの存在感とは言いませんが非常に高いレベルで安定してプレーしていました。
⚫️ファビーニョ
「散らす能力は一級品!」
1対1の絶対的な能力に加え、左右に効率良く散らすスキルは地味ながら一級品!
彼がセーフティーにプレーすることでレッズの遅攻も安定して攻撃できます。
⚫️ヘンダーソン
「ディフェンスライン・ブレイカー」
ラインブレイカーだとゲームとごっちゃになるので笑
後半からのヘンダーソンは全方位に走り回ってアーセナルを撹乱させていました。
特に2得点目は彼のフリーランがかなり効いていましたね!
⚫️ワイナルドゥム
「安定の持ちなおし、ビルドアップ」
ヘンダーソンとはうって変わって守備とバランスを上手くとっていました。
SBに降りてのビルドアップや、競り際の厳しい場面でもマイボールにする強さは流石です。
⚫️サラー
「単純なスピードだけじゃない!」
彼は単純なスピードだけではないです。
反応速度も早い!
2点目のプレーは明らかに後半修正したプレーなのに裏へのボールに凄まじいスピードで反応しました。
ルイスも着いていけず、反射的に掴んでしまった感じでした。
⚫️フィルミーノ
「間受けの名手」
例えガチガチに守られても、彼がいれば何とかなってしまう気がしてしまいます。
それだけ、限られたスペース内でもフリーになる力が飛び抜けています。
今回は3トップが縦に並ぶという面白い連携も見れましたね。
面白い崩しかたでした!
⚫️マネ
「前後左右で気の利く存在」
フィルミーノの欄で書きましたが、今回の3トップは面白いポジショニングをしていました。
サラーを最終ラインに、マネを2列目のラインにポジショニングさせて、その間をフィルミーノが使う。
サラーとマネの存在感が必然的にディフェンスラインの間を広げるという連携でした。
マネはサイドチェンジしたらすぐに中央に向かって走っていました。
ホント、素晴らしい運動量です。
⚫️ミルナー
「プレス強度の復活!」
安定の後半ミルナー投与です。
彼が入ることで中盤のプレス強度が復活しますね。
現にインターセプトやセカンドボール奪取が増えています。
⚫️チェンバレン
「古巣相手に堂々とプレー」
レッズ加入からの中央ではなく、アーセナル時代の様なサイドでの投与でした。
スピードのある彼ですが、この試合においては前線から降りてのプレーが比較的多かった印象ですね。
⚫️ララーナ
「彼もそれが出来るハズ!」
昨シーズンから思っていたのですが、フィルミーノの代役はララーナがやるべきだと考えていました。
今回はまさにその起用でしたね!
アンカーも良いですが、ララーナならフィルミーノの代役が必ず出来るハズです!
★ピックアップ・プレー
※見辛くてすみません笑
レッズ2点目のシーンですが、ここで特筆すべきは3点あります。
1つ目は言わずものがな、アーノルドの高精度クロス!
2つ目はヘンダーソンのフリーランですね。
これは前半には見られなかったシーンだったので、ハーフタイム中に作戦の変更があったのでしょう。
これにより、ヘンダーソンが見事2名もアーセナルの選手を2名も引っ張っています。
3点目は3トップが縦の関係になっていたという事。
サラーが最終ラインに、マネが第2ラインにポジショニングすることで、フィルミーノの間受けをよりやりやすくしています。
このプレー時のアーセナルは、レッズの策中にハマり、見事にラインがガバガバに開いてしまってましたね。
・・・とまぁ、以上の3点が織りなしたハイレベルなプレーでした!
いかがだったでしょうか?
次はパワープレーのバーンリーが相手ですね。
最近はファビーニョ、マティプ、ダイク、アリソンの加入によって空中戦が劇的に強くなっているので、苦手な相手ではありません。
ここは是非勝っておきたいですね!
それでは、また!