PL第5節 ニューカッスル戦 フィードバック
🎶 There's something that the Kop wants you to know...🎶 pic.twitter.com/qvggG3lR3o
— Liverpool FC (@LFC) September 15, 2019
■盤石のニューカッスル戦
■拾わせない制圧戦!
■魅せるフィルミーノの神髄!
代表戦明けという、いつもと違う環境の中で始まりましたプレミアリーグ第5節、ニューカッスル戦。
結果的に言えばレッズの快勝で終える事が出来ました!
おめでとうございます!
まさかここまで盤石の試合を展開するとは思いませんでした笑
今回はいつもと主力を変えて試合に臨みましたが、
色々あって前線をいつものスタメンに変更しました。
しかし、改めてフィルミーノがピッチに入ってからは劇的にレッズの調子が上がりましたね。
今回のフィードバックはフィルミーノ激褒めの回になるかもしれません笑
それでは、まずデータからどうぞ!
★データ
≪リバプール ー ニューカッスル≫
●得点:3-1 リバプール勝利!
●シュート数:21ー8
●枠内シュート数:9-1
●ボール支配率:76%-24%
●パス数:840-276
●パス成功率:90%ー71%
●ファウル数:5ー4
●イエローカード:0-0
●レッドカード:0-0
●オフサイド:2-8
●コーナーキック:10-1
予想に反してのシェルヴェイがスタメン起用。
レッズ相手にリスクを取りながらも経験と攻撃力を取ったという事でしょうか。
前回、シェルヴェイがベンチと豪語しておきながら・・・恥ずかしい笑
www.liverliverliver.com
対してレッズはヘンダーソンとフィルミーノをベンチに。
代わりにチェンバレンがRCMFに、マネがCFでLWGにオリギが入りました。
全体的にはニューカッスルのクリアボールのほとんどをマイボールにすることで、
試合の大半を手中に収める事ができましたね。
また、パスの成功率も90%と高く、
不用意なミスが少ない、もしくはミスに対しての緊急対応が早かったのが窺えます。
早い段階で、まさかのジョエリントンを劣りにしたアツのポストプレーから、
ウィレムスのカットインからのまさかの逆足弾丸シュートが決まってしまいましたが、
その他はDFが対応できそうなモノであったりと安心して見る事が出来ました。
一言で言えば「盤石の試合」でしたね。
★評価
「あまり出番がなかったが、パスは問題無し」
あまりピンチが無かったので、評価は難しいですが、
ビルドアップのパス回しは問題なく、ハイボールもしっかりキャッチしていましたね。
また、後半のゴールラインを割りそうなマイボールをパンチングでサイドにクリアしたのはナイス判断でした。
ゴールされたのはしょうがない。
虚を突かれまくった状況では、例えアリソンでも難しいですよ。
●アーノルド
「華麗なロングフィード、苛烈な攻め上がり」
サイドチェンジやクロスを中心に華麗なロングフィードを出したかと思えば、
まるでWGの様にサイドから走りこんでくる。
逆サイドまで走りこんでいたサラーに決めたサイドチェンジは震えました。
他にも惜しいマイナスクロスやシュートもありましたね。
及第点以上!
素晴らしい出来でした!
●マティプ
「ドリブルの先を考えよう」
素晴らしい縦パスや、今回も見られたドリブル。
個人的に言えば今回はダイク以上の評価であるマティプ。
FWにガンガン通していた縦パスは素晴らしかった!
ただ、持ち味であるドリブルをまだ活かしきれてませんね・・・
チームメイトとその先を話す必要アリです。
●ダイク
「良いとこと悪いとこ。どっちも。」
全体的には安定した守備を披露してくれたダイク。
相手のシュートシーンにはいち早く足を出して止めにかかったり、
ジョエリントンのドリブルを背後から、かつしっかりボールをとらえたスライディングをしたシーンは流石でした。
ただ、唯一失敗したのは、
失点シーンのディフェンスラインでしたね・・・
ダイクが下がっていたことによりオフサイドが取れなかった事を見ると、
アレはある意味、ダイクのミスもあるかもしれません。
●ロバートソン
「最近、あのクロスが見れない・・・」
ドリブルや五分五分のシーンをマイボールにつなげるのは流石。
そのおかげでマネの得点も生まれましたしね。
しかし、最近は少し物足りない・・・
あの高精度のクロスが鳴りを潜めている気がするのです。
ロバートソン、あのクロスをもう一度見せてください笑
「危ないパスが2、3本。逆に危ないシーンはそれだけ。」
小題に書いた通り、危ないパスが2、3本ありました。
パスミスでピンチになりかけた所がありましたね。
・・・しかし、本当にただそれだけ笑
全体的に見ると、
特に攻撃においてはパスを散らしたり、裏を狙ったパスをしたりと大活躍!
守備でも得意の1対1の強さを発揮など素晴らしい出来でしたね。
「引いた相手にはチェンバレンが一番かも」
中盤で幅広くポジショニングしながら、前線で飛び出しを狙ったり、
アツへのディフェンスで下がり切る事もいとわない。
高いパス精度や、ピタッとトラップできて素早く切り返せる技術。
間受けのポジショニングまで狙っていた所を見ていると、
彼、引いた相手に対する良いカードになるかもしれませんね。
プレスを仕掛けてくる相手にはヘンダーソン、
ニューカッスルの様な相手にはチェンバレン。
良いローテーションになるかもしれません。
●ワイナルドゥム
「いつもより得点の気持ちが強かった」
代表戦で得点やアシストもできた影響か、
今回は決定機に絡むシーンが多くありましたね!
前半と後半に決定機がありましたが、どちらも決まればスーパーゴールでした。
他にも相手ディフェンスラインで待ち構えていたりしていました。
あの感じが続けばワイナルドゥムの得点なども近い内に見れるかもしれませんね。
●サラー
「まずは一歩」
あのマネとの騒動の影響か、明らかにパスのシーンが増えましたね。
エゴイストであることも決して悪い事ではありませんが、
サラーのプレーをもう一歩昇華させるためにはパスでチャンスを作る技術も必要だと思います。
そういった意味での「まずは一歩」です。
後は得点シーンの加速力は流石です。
●マネ
「困った時にはマネがいる!」
いつかは得点するかと思っていましたが、あんなとんでもないシュートをぶち込むとは・・・
狭いスペースでボールをコントロールする技術と、ゴール隅に決めるシュート技術。
フィルミーノのギリギリパスに追いつくスピードと、GKの飛び出しにも負けないメンタルの強さ。
さらにフィルミーノが投入される前まで代役をこなしたりと素晴らしい出来でした。
技術×身体能力×メンタル
困った時にはマネがいます。
レッズのエースは絶好調です!
●オリギ
「今回は運が悪かった!」
今回は運が悪かった!
もっと高いクオリティでプレーできるハズなのですが、前半3分の負傷が響いてしまいました。
20分近くまでは頑張っていたのですが、フィルミーノと交代することに。
軽いケガであることを祈っています・・・
●フィルミーノ MVP
「試合を変える男」
フィルミーノがいなくても試合は支配していたかもしれない。
フィルミーノがいなくても問題無く勝てていたかもしれない。
ただ、彼の投入によってレッズの攻撃が加速し、
クオリティが段違いに上がりました。
マネやサラーの得点だけではなく、両サイドバックのチャンスまで演出。
試合は1人でやるものではありませんが、こうも劇的に試合が変わるとは・・・
2試合連続ですが、MVP間違いなしです!
●ミルナー
「多彩なビルドアップでチームをフォロー」
75分に投入されたミルナーですが、
LSBやCB間に降りてビルドアップに参加したり、チームの衛星となるべく常にフォローしたりと活躍。
今回はワイナルドゥムが上がり目だったので、
比較的後ろの方でボールを回していましたね。
ホント、器用で助けになるプレーヤーです。
●シャキリ
「積極的な姿勢は見れた!」
10分もない状況での投入でしたが、
フィルミーノに積極的にパスを出したりなど、攻撃のスイッチを入れようと奮闘していましたね。
結果にはつながりませんでしたが、積極的な姿勢は見れました!
★ピックアップ・プレー
Bobby's flick 😱
— Liverpool FC (@LFC) September 14, 2019
Mo's finish 🤩
Just, WOW! 🙌 pic.twitter.com/dHlVZW5VQi
今回のピックアップ・プレーはコチラ。
図のワイナルドゥムは連携というより、偶然いたというカンジでしたが笑
対フィルミーノの教科書の様なディフェンスをしたニューカッスル相手に、見事な足裏ワン・ツー。
完全に虚を突かれたニューカッスルはサラーのスピードに追い付ける訳もありませんでした。
MVPの堂々たるプレーでした!
いかがだったでしょうか?
次回はPLはいったんお休みです。
・・・そう、いよいよCLの予選リーグが始まります。
相手はナポリ。
因縁の相手です。
お互い手の内はバレている上に、ナポリは今なかなか調子がいいです。
レッズ同様、「円熟」したと言っていいでしょう。
かなりの激戦が繰り広げられると予想して間違いないと思います。
近くになりましたらナポリの分析をしますので、
また、よろしくお願いいたします!