PL第33節 サウサンプトン戦《評価編》
■対サウサンプトン、プレーヤー別評価編!
■プレスが遅れた中盤。
■優れたCBはダイクだけじゃない!
さて、前回のデータ編に続き、今回は評価編になります。
データ編はコチラ
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全体的に苦戦したと評価した今回のサウサンプトン戦ですが、プレーヤーごとの評価ではそれぞれどういったモノになったのでしょうか?
その原因の1つ。
中盤が後手に回っていたということ。
それを踏まえて今回の評価編に参りましょう。
それでは、どうぞ!
◼️アリソン
割りと苦戦したイメージのあるサウサンプトン戦ですが、意外と相手の枠内シュートは1本のみ。
今回はいつも以上にCBが頑張ってくれましたからね!
まぁ、その1本がどうやっても防げない形での失点でした笑
しかし、あそこはセットプレーでもないのに、ニアからヘディングで経由してシュートを決めた相手を褒めるべきです。
◼️アーノルド
前半は頑張って前目のポジショニングでプレーしていましたが、後半はレドモンドに振り回されて消耗してしまったか。
ミルナーとポジションを代わってもらい、ベンチへ。
しかし、サイドのクロスからリバプールの復調を促した1人でもあるし、
1アシストも記録しました!
◼️マティプ ≪GREAT≫
ほぼMVP級の活躍です。
前半のドリブル突破や3点目のきっかけとなったロングフィード。
ディフェンスもダイクとのコンビでほぼ完璧に封殺!
ひょっとしたら、ダイクの影に隠れて、リバプールで1番過小評価されているのは彼かもしれませんね。
◼️ダイク≪GREAT≫
マッチアップ時や空中戦などで、多少コチラが体勢が悪くとも、しっかりクリアし、かつセーフティーに味方に供給する。
繋げる意識のあるCBは数多くあれど、彼ほど安心して見てられるプレーヤーはいませんね!
今回のCBは全体的に見ると非常によかった!
ダイクも文句なしのGREATです!
◼️ロバートソン
今回はヘンダーソンとミルナーが入った後半以降でロバートソンの逆サイドでの攻防が目立ちましたね。
なので、全体的にみたらパッとしないが、前半のリバプールが苦戦していた時は彼やアーノルドのクロスが復調のきっかけとなりました!
今回は持ち味の1対1であまり勝てませんでしたね。
特に前半はチンチンにされていた印象です。
ワイナルドゥムやケイタの場面でスピードダウン出来なかったのも理由の1つかもしれませんけどね。
今回に限ってはワイナルドゥムと同様の低評価です。
◼️ワイナルドゥム ≪BAD・・・≫
プレスが遅れて、試合で悪目立ちしてしまった印象。
ケイタとの連携が合っていなかったという可能性もありますけどね・・・
リバプールの中盤のディフェンスは常に味方のポジショニングを確認しつつスプリントをかける作業なので、思っているよりも繊細なディフェンスをするんですよね。
なのでメンツに非常に左右される所があります。
ただ、ケイタの方が攻撃時の貢献度が高かった為、今回はワイナルドゥムがBADです。
■ ケイタ
ワイナルドゥム同様に後手にまわったプレスをしていましたね・・・
ディフェンスに関してはもっと周囲との連携を計れないとスタメンは難しいかもしれません。
しかし、攻撃に関しては貢献していましたね!
まだ、ライプツィヒ時代の感覚が残っているのかもしれませんが、ワンツーのチャンスを含めて、縦に早い展開になると彼はイキイキしていました。
◼️サラー ≪MVP≫
得点を期待してはいましたが、まさかあんなスーパープレーを見せるとは・・・笑
貴重な逆転ゴールでした!
これで彼の得点力が再び戻れば良いですね!
他にも裏への抜け出しや、1.5列目からの動き出し。
素晴らしかったです。
◼️フィルミーノ≪GOOD≫
基本、サイドからのプレーが多かったリバプールですが、中央での攻撃はほとんど彼を経由していましたね!
吉田も非常にやり辛そうでした。
そして、サラーの得点時もサラーの独力でも、自分が決めても良いようなポジショニングで並走。
ホント、数字以上の貢献をしてくれますね!
◼️マネ
個人的にですが、マネへの期待値が高いのであまり好評価をつけていないですが、サイドと中央の攻撃において多大な貢献をしてくれました!
特にケイタへ送ったワンツーのラストパス。
あれは完璧でしたね!
吉田、あれはPKです笑
◼️ミルナー≪GOOD≫
ヘンダーソンと同様に右サイドの制圧に成功。
彼の引き出しの多さから、様々な形でクロスを上げていましたね。
アーノルドも素晴らしいですが、ミルナーの経験がモノを言いましたね!
◼️ヘンダーソン≪GOOD≫
後半からの出場でしたが、ミルナーと共に見事にチームを安定させてくれました!
それどころか、ゴールまで記録!
これはツイッターでも呟いたのですが、彼のゴールパフォーマンスを見た時に、物凄い盛り上り方と、「やっぱりキャプテンはヘンダーソンなんだな」と再確認させられました。
■ロブレン
今回も守備強化+時間稼ぎという感じで出場の我らがアニキ!笑
マティプの調子が良すぎるので、今季はこんな感じの出場がメインになりそうですかね。
いかがだったでしょうか?
今回の勝利でリバプールは再び首位に立つことになります。
マンチェスター・シティにはさぞプレッシャーになることでしょう。
しかしながら、次節のPLはチェルシーが相手です・・・
アザールのレアル報道とか、ケパの交代拒否とか、サポーターからのサッリの解任コールとか、いろいろすったもんだのある今季のチェルシーですが、それでもPL5位の実力。
そして、ある意味リバプールとは最悪の相性な存在でもあります・・・
PL優勝には全勝する必要があるリバプールにとっては、この試合が最大の壁となることでしょう。
・・・と、その前にCLが待っています。
ベスト8の相手はポルトになります。
クロップにとっては非常に難しい人選になるかと思いますが、是非どちらも勝てるような布陣を期待します!
それでは、また!