PL第32節 トッテナム戦≪予想キープレーヤー リバプール編≫
■トッテナム戦のキープレーヤー編!
■エリクセンに仕事をさせるな!
■狙うポイントはボランチ脇とサイド!
さて、前回の予想フォーメーション編に続きまして、今回はリバプール側のキープレーヤー編となります。
トッテナムは縦に早く、そして強度の高いプレスを仕掛けてきます。
プレミアリーグの中では比較的リバプールの戦術に近いチームですね。
そして、そのフォーメーションの都合上、弱点が割とリバプールに似ています。
特にボランチの両脇。
今回はダイアーが負傷による欠場が予測されるが為に代役のウィンクスが出てくるかと思います。
しかしながら、ウィンクスはダイアーほどのカバーリング能力がありません。
なので、よりトッテナムの弱点が浮き彫りになることでしょう。
では、そのトッテナムの弱点を突けるプレーヤーは誰になるのか?
それではキープレーヤー編の紹介に移りましょう!
【キープレーヤー No.1】
ヘンダーソン
キープレーヤーNO1のキャプテンですが、今回は大事な役割を課せられることになります。
それは、“エリクセン封じ”です。
トッテナムの心臓とも言えるべき彼をいかに封じるか?
このタスク次第で対トッテナム戦の難易度は大きく変わることになります。
これを含めてヘンダーソンのキープレーを紹介したいと思います。
それでは、どうぞ!
キープレーその1
図にする必要は無いかもしれませんが笑
言わずもがなエリクセンはプレミアリーグ屈指のパスの出し手であり、ミドルシューターです。
彼のパスは左右の足からとても精度の高いパスをすることができます。
そのエリクセンを厳しくプレスをかけて止めてほしいのです。
しかし、ファールには要注意!
フリーキックになると、エリクセンはそれはそれで厄介な存在ですからね笑
キープレーその2
このプレーはビルドアップから、トッテナムのボランチ脇のスペースに走り込んだフィルミーノに縦パスをするシーンです。
ここはマティプやダイクにも期待できるプレーですが、長短の精度の高いパスはヘンダーソンの代名詞でもあるので、是非期待したい所ですね!
キープレーその3
図はありませんが、キープレーその2のシーンなどでは高い位置にポジショニングしているロバートソンに、サイドチェンジすることも可能です。
トッテナムの予想フォーメーションである4-1ー2-1-2はサイドが手薄になりがちですからね。
プレス回避の為にも重宝されるプレーになります。
【キープレーヤー No2】
フィルミーノ
もちろん、リバプールを代表するCFフィルミーノもこの試合に置けるキープレーヤーとなります。
幸い、代表戦でもそこまで出場していないので、体力的な問題はあまり無いと思います。
今回も彼には最大限に輝いてもらいます!
それでは、どうぞ!
キープレーその1
まずはトッテナムのボランチ脇を彼が狙います。
ウィンクスの身長は178cm。
ダイアーに比べればフィジカル的にも大分余裕がありますので、やはり狙うべきはそこです。
ワニャマが出てきたら困るなぁ・・・笑
キープレーその2
次はフィルミーノがウィンクスを誘導して、ボランチのスペースを味方に使わせるプレーです。
図ではサラ―がそのスペースを使っていますが、マネでも、飛び出したワイナルドゥムでもヘンダーソンでもOKです。
キープレーその3
予想されるお互いのチーム同士のコンパクトなせめぎ合い。
しかし、その中でも緻密なプレスが必要となります。
ここでフィルミーノにお願いしたいのは、
トッテナムのビルドアップ時にエリクセンへのパスコースを切りながらプレスを仕掛けてほしいのです。
彼のプレスによって出しどころを誘導し、図の様に味方がパスの受け手を潰します。
【キープレーヤー No3】
マネ
目下、絶好調の彼ですが、この試合も彼には大活躍してもらいます。
・・・なんかフラム戦も同じようなことを書いた気がしますが笑
もちろん得点もそうですが、サイドからの攻撃の中心になってもらいます。
さて、それではキープレーの紹介に移りましょう!
キープレーその1
この図はありえない状況なので、一度訂正させてください笑
マネがサイドでフリーになる訳が無い笑笑
しかし、もしウォーカーがマネにマークがついていたとしても、ロバートソンとマネでサイドを攻略し、
フィルミーノとサラ―でクロスに合わせるという流れ。
キープレーその2
これもキープレーその1に通ずるのですが、マネがフリーになる訳が無い笑
しかしながら、フィルミーノとのポジションチェンジをすることで、フィルミーノが誘導したボランチのスペースをマネが狙うという流れ。
要はサイドとボランチを使った攻略方法です。
キープレーその3
キープレーその3はサイドでボールを刈り取る為のプレスです。
アルデルヴァイレルトからウォーカーにパスが行ったあとに、マネはアルデルヴァイレルトへのパスコースを消します。
その後は得意のプレスサッカーに持ち込みます。
いかがだったでしょうか?
代表戦後ということもあり、リバプールのスタメンも読みづらい今節ですが、
私がキープレーヤーとして推すとしたら彼ら3人だと思います。
特にヘンダーソン。
彼にはエリクセン封じという大切なタスクを任されることになるでしょう。
さらに縦パスやサイドチェンジ等のパスはトッテナムのプレスを回避させる為のキープレーとなります。
それこそ直近の代表戦でフルタイムでプレーしていますので、
状況次第ではララーナや代わるか、アーノルドと交代してミルナーがヘンダーソンのポジションにつく可能性があります。
それまでは彼のプレーがトッテナムのキープレーヤーを封じることになるでしょう。
さて、次回はトッテナムのキープレーヤー編となります。
それでは、また!