ブレグジット✕プレミアリーグ《EU離脱の影響》
■ブレグジットって何!?
■プレミアリーグに対する影響は!?
■CLやELには出れるの!?
この記事を予約投稿した時にはイギリス下院がEU離脱延期の可決をしましたね。
良い流れだと思います!
いちプレミアリーグファンとしては、ぜひこのままEU離脱を白紙に戻してもらいたいモノです。
みなさん、この言葉をご存知でしょうか?
「ブレグジット」
造語なのですが、British(英国)とExit(退出)と掛け合わせたモノ。
・・・つまり、EU離脱のことを指しています。
実は私、言葉くらいは知っていたのですが、その影響がどんなものかは全く知らずにいました笑
そして、この言葉を調べると、
意外とプレミアリーグがマズいことになるのではないかということが解りました。
では、ブレグジットによるプレミアリーグへの影響とはどの様なモノがあるのか。
その一端を紹介します。
それではどうぞ。
ブレグジットって何?
まず改めてブレグジットの説明から入りましょう。
2016年6月23日の国民投票の結果、投票者の52%がEUを離脱することを選択したことによって話題に上がりました。
この背景としては
◯支出削減
◯経済的利益
◯自由貿易
◯国民保険サービス、そしてテロからの保護
◯諸外国人の流入防止
以上の様なメリットがあると言われているそうです。
プレミアリーグに対する影響は?
この疑問に解答するためには、イギリスのEU離脱によるデメリットをあげたほうが早いでしょう。
デメリットとしては以下のことがあげられます。
◯貿易時の関税増加
◯信用下落によるポンド安
◯イギリス国内の外国人労働者の就業制限
ポンド安になるってことは、世界的な目線からもブレグジットは愚行だと思われてるんですね笑
ここで注視したいのは
◯信用下落によるポンド安
◯イギリス国内の外国人労働者の就業制限
この2つです。
ポンド安になるということは、
例えば、移籍金6000万ユーロのRBライプツィヒ所属のヴェルナーをリバプールが支払うとすると、プラス500万ユーロ必要になるということです。
※計算はテキトーなのでご容赦を笑
これでは、プレミアリーグのクラブに他リーグのプレーヤーを入れることが困難になります。
プレミアリーグのプレーヤーを他リーグに移籍させる場合の価格決定はこっちが持っているので、流出は問題無いかもしれませんが、プレーヤー自体がポンドに不安を抱えるのであれば話は別でしょう。
その場合、プレミアからスタープレーヤーが消えかねません。
後はEU圏内のプレーヤーがイギリスでプレーする際にビザが必要になるというのもデメリットですね。
定期的な更新と、それにかかる時間の間に試合や大事なキャンプがバッティングしようものなら、クラブにとってはマイナスでしかありません。
結果、ブレグジットによるプレミアリーグへの影響は、マイナス方面で多大な影響を及ぼしてしまいます。
CLやELには出れるの!?
ご安心下さい。
CL・ELには出れます。
UEFAはFIFA傘下の団体であり、加入条件がEU加盟国である必要な無いのでCLやELの参加には問題ありません。
いかがだったでしょうか?
上記のことから推測すると、
ブレグジットについては、ことプレミアリーグに限って言えばデメリットでしか無いような気がします・・・
UEFAはどの様な政策をとるのでしょうか?
プレミアリーグのブランドの為にも、イギリスのサッカー文化の為にも、
EU離脱について延期し、再度の国民投票で決定が逆転して欲しいモノです・・・
※EU基本条約第50条に2年間の離脱交渉期間の延長を採決できる条項があり、イギリスがEUに交渉することが可能
それでは、また。