PL第28節 ワトフォード戦《ワトフォードキープレーヤー 前編》
前回より引き続き、ワトフォード戦のキープレーヤーを紹介していますが、
今回からはワトフォードのキープレーヤーを紹介します。
※予想フォーメーション、予想キープレーヤーはコチラ
ワトフォードですが、現在7位の大躍進を遂げています。
本当に、まさかの順位でした。
こんなに高いとは・・・
さて、その大躍進を遂げた戦術を軽くお話しましょう。
まず1つは守備です。
高いフィジカルと組織力を持ったCBとDMFのスクエアによる固い守備で中央を守ります。
また、彼らは運動量も多いので、パスで左右に振っても割とすぐに体勢を整えてきます。
そして、チャンスと見たら一気にプレスを仕掛けてショートカウンターを狙う。
こんな感じのスタイルです。
そして2つ目はシンプルな攻撃にあります。
ワトフォードは相手が強豪であれば自陣にこもってのロングカウンターと、
上記のショートカウンターがメインです。
また、ディーニーという、ルカク級のフィジカルを持ったプレーヤーにポストプレーをさせて、近くにデウロフェウやペレイラを走らせるプレーもありますね。
彼らはプレーの引き出しの数こそ少ないですが迷いがないので、プレーのスピードが早く、そこの部分は気をつけなければなりませんね。
さらに、フィジカルが強いプレーヤーが多いので、セットプレーも要注意です。
ちなみに監督がハビエル・グラシアという人なのですが、
監督としての経歴を調べると、リーガエスパニョーラのオサスナや、給料未払いにより弱体化したマラガ、ロシアのルビン・カザンとどれも中位クラスのチームを指揮しています。
それだけに格下や格上との戦い方を熟知している監督なのでしょう。
さて、チーム全体の戦術はここまでにして、
これからは予想キープレーヤーに移ろうと思います。
それではどうぞ!
《キープレーヤー No1》
■デウロフェウ
言わずものがな、宿敵エバートンに在籍していた「あの」デウロフェウです。
彼がこの試合におけるキープレーヤーの1人です。
あのとんでもないスピードは健在。
ワトフォードの様に、迷いの無い攻撃をするチームに加入してからはより一層スピードが上がった気がします。
そんなデウロフェウのキープレーを紹介します。
キープレーその1
彼について1番気をつけなければいけないのは1対1です。
デウロフェウは初速も速いプレーヤーなので、
下手したら一気にぶっちぎられてしまう可能性があります。
図の様にサイドチェンジをされて手薄な逆サイドをデウロフェウに攻められようモノならイエローカード覚悟で止めにかかる必要があるかもしれません。
ロバートソンも足は遅くないのですが、
デウロフェウ相手では少し分が悪いかもしれません・・・
キープレーその2
キープレーその2はスペースへの飛び出しです。
そのスピードを活かした裏抜けは恐ろしいモノがあります。
この図ではペレイラがカットインした際に逆サイドの裏をデウロフェウが使うシーンです。
図のようにエリア内にまで侵入された場合、下手なディフェンスをしてしまうとPKになる恐れがあります。
ただ、クロスの精度も高いし、決定力もあるプレーヤーなので野放しにすることはできません。
出足が追いつかず、足を引っ掛けてしまったなんてことは無い様に気をつけましょう。
同様にショートカウンターやロングカウンターでの走り合いも当然ながら注意しなければなりません。
直近の彼はカーディフ戦で3得点1アシストの大活躍をしています。
かなり調子が良いと思って間違いないです。
ディーニ―のフィジカルくらいであればダイクが何とかできますが、
彼のスピードはリバプールのディフェンスラインをもってしても非情に危険です。
リバプールにとって1番気をつけるべきプレーヤーでしょう・・・
いかがだったでしょうか?
実は前半戦でダイクはデウロフェウにスピードでぶち抜かれかけています。
あの時はギリギリでオフサイドでしたが、
スピードのあるダイクですら置き去りにされたほどです。
できるだけ彼とスピード勝負にさせたくは無いですね。
しかし、デウロフェウやディーニ―に気を取られて、
少しでもディフェンスラインを引いてしまうと、次のキープレーヤーが暴れだします・・・
次回はそのワトフォードのキープレーヤーになります!
それでは、また!